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2011年3月 4日

DHのAKKです。
戦時中に書かれた書籍で、日本全国の伝統工芸品について著作者の心のままに細かく書かれた本を読み、深く心に残っています。その本の中に、
『手が機械と異なる点は、それがいつも直接に心と繋がれていることだ。
手はただ動くのではなく、いつも奥に心が控えていて、これがモノを創らせたり、働きに悦びを与えたり・・・それゆえ手仕事は心の仕事だ』
 (岩波文庫:柳宗悦著『手仕事の日本』)

この1節を読んだ時に、歯科医療という私の仕事は伝統工芸品を作る仕事ではないが、いつもお客様を思い、『施術』という創作をさせていただき、『健康』という形で完成しているんだ・・・と感じた。そして相手がモノではなくヒトであるゆえ、もっと丁寧に!もっと精密に!もっといい方法で!・・・と、日々模索し、もがき苦しんでいるけれど、両親が大切に育んでくれたこの健康な手を使わせてもらっているんだぁと、あらためて感謝しました。

木原会の理事長は口酸っぱくして皆に伝えることがあります。


自分の口(歯)じゃないんだから、自分が出来る最大の努力をしなさい!
昨日より今日、今日より明日、もっと上手になろう!という気持ちで施術しなさい!
そして医療人で一番大切なことは、自分のことより相手を第一に優先して考え行動できる『利他主義』な人になりなさい!


木原会のスタッフはいつもこのスピリッツを大切にして仕事をしています。この精神から生み出される技術こそ、木原会の伝統工芸であり、この春入社してくる新スタッフに継承していくことです。
そして私も日本が誇る『伝統の手仕事』を担っているんだ!と胸を張って言えるよう頑張ります!

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木原会郎

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