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2011年5月 7日

楽しかったGWも終わってしまいましたが、お休みだとついつい食べすぎてしまうのが・・・ですね!
何度かお話しているかと思いますが、戦後の日本は食の欧米化が進み、肉や卵、乳製品を多く食べるようになりました。その結果、かつて日本人に多かった胃ガンよりも、大腸ガン・すい臓ガン・乳ガンなどが増えてきています。これは食生活の変化が病気も変化させているようです。
昭和25年頃と比べると、肉の摂取量は9倍、乳製品は20倍に増加している一方、野菜の摂取量は減っているそうです。動物性タンパク質や脂肪中心の食事の場合、血液が酸性化の傾向があり、中和させる野菜をしっかり食べないと、ガンにかかる確率がグンと高くなります。

ではライオンやトラは肉食なのに、なぜ病気(ガン)にならないのか?

ライオンなどは尖った歯を持つ肉食動物で、その尖った歯に見合った胃袋の大きさ・胃液の量と質・胆汁を持ち合わせており、動物性タンパク質を100%消化・解毒できるカラダだから、肉・肉・肉の食生活でも病気にならないそうです。

また巨大なゾウや長身のキリン、私たちに牛肉や牛乳を提供してくれるウシなど、大型の哺乳動物は皆、草しか食べない草食動物です。草食用の平べったい歯(臼歯)しか持っていません。それなのに、草食動物の牛に 『早く成長させ、早く搾乳しよう!』 と、人間が勝手に栄養価の高い羊の肉と骨の粉末・・・つまり動物性の肉類を食べさせ、BSE(狂牛病)という恐ろしい病気を発症させてしまったのです。

では人間の歯を見てみると、4本の犬歯以外の残りの歯・・・24本全部が 『草食用の歯』 で、つまり人間は85%草食動物なのです。人間と99%遺伝子が同じで人間より大きなカラダのゴリラでさえ、竹の根・芋・果物など中心の草食です。

この機会に菜食主義になりましょう!・・・なんて、極端なことは言いませんが、人間も地上に生息する動物のひとつであるならば、もっともっと野菜を食べるべきだなぁと感じます。

 

 


2011年5月 1日

仕事の中で、自分の言葉が足りなくて誤解を招いたり、気持ちがすれ違ったりすることってよくありませんか?言葉ってむずかしいなぁ・・・って、つくづく感じます。
私は自分の思いをうまく言葉にできない子供でしたが、本を多く読むことで色々な言葉を知り、言葉を通じて豊かで多彩な時を感じるようになりました。
生まれたばかりの赤ちゃんは『言葉』を持っていません。親や周囲の人が、物の名前をひとつひとつ教えて『言葉』を身につけていきます。
つまり私たちは『物事を名づけていくこと』で他人と同じ世界で生きていられ、名前があるからこそ共通に見えるようにしているとも言えます。
驚いたことに、日本人にとっては『虹=7色』ですよね!でも世界中の人がみな、7色とは思っていないそうです。
しかし日本語にはいろんな表現があり、微妙に色合いやニュアンスが違います。その表現の豊かさは実に美しい言葉です。例えばMorning(朝)、日本語なら・・・曙・朝ぼらけ・東雲など、言葉で空が白む様まで伝えることができます。
日頃から平べったい言葉ばかりを使っていると、見えている世界も心も色褪せていく気がします・・・。
だからこそ大人は子供に、『生きた言葉』をどんどん浴びせて欲しいと願います。
何気ない日常の中で・・・『キレイな夕日だね・・・茜色だよ!』 ・・・と。
そうすれば茜色という言葉の後ろに、色だけじゃなく、季節や香り・・・繋いだ手の温かさや思い出までも詰まってくるから、ステキだと思いませんか?

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