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« 夏はらっきょう、ポリポリポリ! | メイン | 歯の博物館:その2 »

2019年8月 7日

みなさん、こんにちは。新杉田医院衛生士の平田です。

毎日暑く体力を奪われる日々で、日中外に出る事に抵抗があるのは私だけでしょうか?!(笑)
そんな私、以前から「昔は歯の治療ってどうしていたんだろう?」そんな素朴な疑問をいだいていたので、先日、涼みながら楽しめる、「歯の博物館」へ行ってまいりました。
こちらは、桜木町駅もしくは馬車道駅から徒歩5~10分の歯科保険センター7Fにあります

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事前に予約をして無料で入館できます。
質問などあれば、スタッフの方が案内をしながら 一つ一つ丁寧に説明してくれます。
26項目ぐらいの展示コーナーがあり、日本や海外の歯についての様々なエピソードや歴史を知ることが出来ます。
初めて目にする、歯にまつわる浮世絵やポスターに目を奪われながら、少し興奮して、ショーケースの中に沢山並べられている貴重な、歯ブラシや歯磨き粉、義歯や器具・・・

そんな、中に「仁丹」という小袋を見て、ハッ!!としました!
私の若い頃に来院される年配のお客様で、時々「いや~昨日(虫歯で穴が開いた所に)正露丸つめてたんだけど全然痛みが引かなくて!」とおしゃっていた事をふと思い出しました。
スタッフの方に質問をすると、江戸時代の歯痛みや歯周病の庶民の治療法は歯痛や虫歯には煎じ汁を、歯周病には黒焼きをし、民間薬は外用薬として薬理作用が不確かな植物や動物、鉱物などを使って塗布したり、含んだり、貼り付けたり、虫歯の穴に詰めるなどしていたそうです。
副作用も少ない代わりに、効くものも効かないものもあったようです。
そのなごりが昭和にまで続いていたのでしょうか?

また、神仏に祈願したり、現代では信じがたい、おまじないなどの呪術的なものもあったそうです。
呪文が記された紙も残されていました。
神仏に祈願と言えば、現代でも受験シーズンなどに見られる、小絵馬に入学祈願を書き入れて奉納したり、お正月に神社にお参りをして、色々な願い事をする風習はありますが、この江戸時代頃は、歯痛祈願成就の小絵馬があったそうです。
こちらにはこんな小絵馬が展示されてました。

190802.jpg 
錨を口にくわえているのですが、この絵の意味としては・・・
 その1 鉄製の丈夫な錨でもかみ切れるような丈夫な歯になるように願う
 その2 大きな船をも繋ぎとめるような丈夫な歯になるように願う
 その3 錨は水中に沈めるものなので、歯痛を静めるように祈願する
 その4 錨は船を繋ぎとめることから歯の動きを止める
このような意味合いがあるそうです。

まだまだご紹介したいものがあるのですが・・・。
最後まで見てくださって、ありがとうございました。

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木原会郎

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