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2011年3月18日

DHのTMKです。今、日本中が東日本大震災の傷跡で深い悲しみと不安を感じながら過ごしていますが、被災に遭わなかった自分だからこそ、いつもより元気で頑張ろう!と思います。
津波の被害で無残な姿になったあの土地は岩手を代表する作家、宮沢賢治が生み出したイーハトーブと呼ばれる桃源郷です。
そして偶然にも賢治は明治の三陸沖大震災の年に生まれ、再び襲ってきた昭和の三陸沖大震災の年に亡くなったそうです。
そう言われれば賢治の小説には自然の厳しさと喜びが常に対比して描かれています。それは震災の残酷さと復興の過酷さ、そして否応なく巡る季節の豊かな恵みと喜びを知る人間だからこそなのでしょう。
そして賢治が作りだした心象世界イーハトーブ(い・は・て)の人々は・・・儚い命の国の人だから、いつも笑顔で誰かのために生きよう!としているのが印象的です。
そして代表作やまなしは、かにの兄弟が感じた「かわせみ」と「やまなし」の話ですが、賢治はこの小説のタイトルを≪「かわせみ」と「やまなし」≫ではなく、≪「やまなし」≫としたことに、震災に心を痛めた賢治のメッセージがあるような気がします。

いま、私たちにできることは祈ること!そしていつも忘れずに応援すること!
そして子供の頃に夢をみたイーハトーブをみんなの力で復興させましょう!!

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木原会郎

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