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木原会ブログ

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歯磨き後のうがい

木原歯科・内科医院(東戸塚医院) 歯科衛生士の小島です。

今年も残すところあと10日となりました。

年々、月日が経つのが早く感じます、、、

 

今コロナ禍で手洗いうがいをマメに行っている方が多いかと思いますが、皆さんは歯磨き後のうがいをどのようにされていますか?お水の量や回数など意識されたことはありますか?

 

歯磨きをした後は歯磨き粉の味が気になりますし、ブクブク何回かうがいをしたくなりますよね。

ですが、それはおすすめできません!

歯磨き粉のほとんどにはフッ素(フッ化物)と呼ばれる成分が含まれています。

 

食事をすると、食べ物を取り込んだ虫歯菌が出す酸によって口の中が酸性に傾き、歯の表面のミネラルが溶け出しやすい状態になります。

 

一方、食べ物を食べ始めると唾液中の重炭酸塩の量が増え、これによって口の中が中和され、溶け出したミネラルが歯の表面に戻るときに、歯の表面にフッ化物があることで、歯の修復が効果的に進み、硬くて溶け出しにくい構造になるのです。このフッ素をお口の中に長く留めておくためには、少量のお水で1,2回やさしくすすぐことが大切です。

 

現在、国内で販売されている歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます。

うがいをすることでフッ素の濃度が薄くなりますので高濃度(1500ppm)の物を選ばれると良いかと思います。

どうしても歯磨き後にしっかりうがいをしたいという方は、就寝前の歯磨き後に洗口剤でうがいされるといいですね。

クリスマス

皆さんこんにちは。

木原歯科・内科医院 歯科スタッフ:畑です。

 

今年は年始から年末まで新型コロナで異常な1年でした。

お花見、夏祭り、ライブイベントなどはなく、思い出のない年で、あっという間に12月となりました。

12月といえばクリスマスに年越しのカウントダウン、楽しい事がたくさんです!

 

今でもはっきり覚えているのが、クリスマスです。

まだ小学2年生の私は純粋にサンタクロースの存在を信じて、毎年枕元のプレゼントをドキドキしながら待っていました。

が…、夜遅くにガサガサと音に目が覚め、うっすらと目を開けると、何故かお隣に住んでいる母と仲良しのおばさんが、枕元に何かを置いて出ていきました。

「え?」「なに?」「は?」という感じでサンタクロースの現実を知りました。

 

そんな事を知らない両親には、翌年も、「そろそろサンタさんにお手紙書かないとプレゼントが貰えないわよ」と言われましたが、私はサンタクロースは実在しないと分かり「いいから、新しい自転車買って!黄色の自転車が欲しいから」と言いました。

父は何かを察したようで無言でしたが、母はかなりしつこく、サンタクロースはいるんだと絵本までだしてきて、私を説得していました。

このことは、大人になってから、母に伝えました。

びっくりした顔で「あら~見ちゃったの?おばさんたまたま遅くまでうちのいたのよー」と長々と説明しました。

そんな私も、子供達に毎年サンタさんに手紙を書かせていましたが、ある年、長男が「サンタクロースなんていないから手紙も書かないし欲しいゲームソフトがあるから買って!」と言ってきました。

あれ?どこかで聞いたぞ?

そうなんです!私が小さい頃に両親に言ったセリフを、今度は私が言われてしまったのです。

長男に話を聞いたら、「だって夜中にパパが入ってきて起きちゃったよ~。ババが、あっ!起きちゃった?ごめんね!早く寝なさいって、プレゼント置いていった。」とのことでした。

皆、様々な状況で、実はサンタクロースは両親であるという現実を知ることとなると思いますが、私達親子は同じような経緯で現実を知ってしまった訳です。

皆さんはどの様に知りましたか?

 

今年は新型コロナの影響で盛大なクリスマスはできませんが、サンタクロースが枕元にそっとプレゼントを置いていくことでしょう・・・。

 

マスクのしたで「口呼吸」していませんか?

木原歯科・内科医院 歯科スタッフの中村です。

あっという間に12月ですね。一年過ぎるのがとても早いです。

一年振り返ってみて今年は新型コロナウイルスの影響で異例ずくめの年でした。

現在も感染者が増加している状態で予断を許さないというのが心配です。

 

さて、今回は「口呼吸」についてのお話です。

今は一日の中でマスクを着けている時間が長いですが、呼吸の仕方を意識したことありますか?

口元がマスクで隠れているため口がポカンと開いていても気にならないかもしれません。

そのような時は口で呼吸していることが多いそうです。

本来人間は「鼻」で呼吸する動物です。

しかし口呼吸をしている方が多いという現実があるそうです。

では、口呼吸による弊害は一体どのようなものでしょうか?

 

①虫歯・歯周病・口臭の原因

口呼吸になると口の中が乾燥し唾液が口の中を潤してくれなくなり

虫歯や歯周病の原因菌が繁殖し放題になってしまいます。

 

②風邪やアレルギーになりやすい

鼻から呼吸する場合、外気を取り込む時に一緒に入ってきた細菌やウイルスを排除する機能が備わっています。

また、副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で体に空気を届けることができますが、口からの呼吸ではそのような機能が備わっていないため感染リスクが大きくなります。

 

③顔の筋肉が劣化する

口の周りの筋肉(口輪筋)が緩むと周囲の表情筋も緩み皮膚の緩みにつながります。

 

④眠りの質が悪くなる

口を開けていると舌が喉の奥に落ち込んでしまうため呼吸の邪魔をしてしまいます。

その息苦しさから自然と眠りが浅くなってしまいます。

 

他にも歯並びが悪くなる、認知症を引き起こすなど口呼吸にはさまざまなデメリットがあります。

 

鼻炎など慢性的に鼻に疾患をもっている場合はそちらの治療が優先されます。

もし鼻呼吸がスムーズに出来るのにスマホを見ている時など

何かに集中している時、口が開いて口呼吸になっていることありませんか?

ちょっと意識して「鼻呼吸」してみましょう!!

ラウリル硫酸ナトリウム

こんにちは! 東戸塚医院主任:歯科衛生士の三井です。

今回は歯磨き粉の中に入っているある成分について・・・

 

みなさん 歯磨き粉はどうやって選んでいらっしゃいますか?

スーパーやドラックストアに行くとズラーッとたくさんの歯磨き粉が並んでいますね。

CMで見たことがあるものやいかにも歯が白くなるようなもの・・・悩んでしまいます・・

 

そんな市販されている歯磨き粉のほとんどに『発泡剤:ラウリル硫酸ナトリウム』という成分が含まれているのはご存じでしょうか?

この『ラウリル硫酸ナトリウム』というのは合成界面活性剤の一つで、シャンプーや洗剤、洗顔料など日常の生活でよく使用する製品に含まれているものです。

性能としては、発泡作用と洗浄作用があります。

 

しかしこの『ラウリル硫酸ナトリウム』が入った歯磨き粉はおススメ出来ません!!

 

その理由の1つ目は、泡立つということです。

発泡剤なので当たり前ですが磨くと泡だらけになり、すぐ口をすすぎたくなってしまったり、まだ磨ききれていないのに泡によってシュワーっとしているので磨けた気分になってしまうのです。

これが磨いているけれど磨けていない の原因のひとつと考えられます。

 

二つ目は石油系化学物質ということです。

脱脂力が強いために口腔粘膜のムチンを破壊してしまったり、味覚障害の原因とも言われています。

口腔粘膜は吸収がとても良く(皮膚の13倍)化学物質が簡単に体内に入りやすいので、

人体に有害なものとして、アメリカや欧米の一部では使用を禁止している国もありますが、日本では有害は認められないとされています。

きちんと洗い流すことで安全性が保てるとのことですが、

口腔粘膜の吸収性がいいので洗い流す前に吸収されているのでは・・・

 

今は発泡剤無配合の歯磨き粉もたくさんあります、

使用するなら 発泡剤無配合をおススメ致します。

ビスホスホネート製剤(BP製剤)について

こんにちは、木原歯科・内科医院:歯科部長の小田切です。

 

今日はビスホスホネート製剤(BP製剤)についてお話します。

BP製剤は骨粗鬆症、腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫、骨形成不全症などの疾患の予防と治療に用いられています。

 

このお薬を継続的に服用している患者様が歯科で抜歯などの外科的処置を受けると、まれに顎骨の壊死が起こることがわかっています。国内における経口BP製剤投与による顎骨壊死などの発生頻度は、日本口腔外科学会が実施した調査によると、0.01%~0.02%程度と推定されています。

顎骨壊死を起こした場合、治療法は口腔内洗浄や抗菌薬による薬物療法、顎骨切除などありますが予後が不良で治療は難しいそうです。

 

 

 

顎骨壊死は細菌感染が最も疑わしいとされています。

定期的な歯科検診を受けお口の中を清潔にしておくことがとても重要です。

また抜歯などの外科処置を受ける場合の休薬に関してはかかりつけ医師と歯科医師が連携して判断しますので自己判断で休薬するのは絶対にやめてください。