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2011年8月19日

今日は久しぶりの雨模様となり、暑さも和らぎ・・・何だか、ほっとしますね!
でもこの暑さを耐え抜いているカラダはかなり疲れているはずです。
夏バテ特有の症状(食欲減退・疲労感など)を感じない方も、今ここできっちりカラダを回復させておかないと、秋風が吹く頃・・・なんとなくやる気が出ないという倦怠感に悩まされてしまいます。

夏バテの原因はビタミンB1の消耗です。
ビタミンB1は発汗による消耗が著しいことに加えて、暑いとついつい食べてしまうアイスやジュースの糖質の分解で、大量のビタミンB1を消費しているのです。
今、カラダが求めているビタミンB1は、夏の旬の食べ物には実に多く含まれています。
夏の定番の冷やしたスイカは水分補給に最適で、食欲が減退したカラダにやさしい甘みで浸透します。またよく冷やしたビールに欠かせない枝豆は、アルコールの分解を助けるとともにビタミンB1がとても多く含まれています。


そして夏の食材の王者は、やっぱり・・・うなぎですね!
うなぎには疲労回復のビタミンB1が大量に含まれていて、夏には欠かせないご馳走です。
しかし夏バテに有効な『うなぎ』の唯一の欠点が、ビタミンCがまったくないこと。
ビタミンCはB1に次いで疲労回復に重要で、ビタミンCを摂ると風邪をひかないと言われるほど、年中必要な栄養なのです。


そこでうなぎよりもっとスゴイのが、暑い沖縄で多く食されている『豚肉』です!
豚肉はビタミンB1・ビタミンCが多く含まれている上、調理する際に単独で使うより、玉ねぎやニンニク・ニラ・ネギなど、野菜も一緒に食べることが多い食材です。
玉ねぎ・ニンニクなどの中のアリシンという成分は、ビタミンB1の吸収をさらに高めてくれますので、必ず一緒に調理することをおススメします。
そしてどんなに優れた栄養も、夏場のシーズンに1回だけ・・・では、十分と言えません。
大切なことは日々バランス良く食べ、継続することですから・・・お財布が苦しくなるうなぎを頑張って1、2回食べるより、安い豚肉料理を色々工夫して食べたほうが・・・夏バテの回復策としては賢いのでは・・・と思うのは、私だけかしら?

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木原会郎

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